Twilioの電話番号は月単位で請求されます。積極的に電話番号を使用している場合や、将来の使用のために電話番号を予約しておきたい場合を除き、未使用の電話番号を解放することで保有コストを削減することができます。このガイドでは、その手順を説明します。
Consoleから電話番号を解放する
- コンソールのPhone Numbers > Manage > Active Numbersにアクセスします
- 開放したい電話番号をクリックします
- 画面の下方にある Release this Number をクリックします
- 次の画面で番号の解放を再確認します。Yes, release this numberをクリックすると解放します。
REST APPI経由で電話番号を開放する
HTTP DELETE リクエストを発行することにより、電話番号を開放することができます。APIリソースは IncomingPhoneNumber
です。以下 cURL を使った例です。
curl -X DELETE https://api.twilio.com/2010-04-01/Accounts/ACXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX/IncomingPhoneNumbers/PNXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX.json \
-u 'ACXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX:your_auth_token'
この例では、Twilioアカウントから電話番号PNXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX
を解放します。このスクリプトを動作させるには、以下の更新を行い、ターミナルウィンドウに貼り付けてください。
- Line 1: お客様の Twilio Account SID (
ACXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX
)にアップデートし、incoming phone number(着信電話番号)のSID (PNXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX
)も同様にアップデートします。 - Line 2: お客様の Account SID と Auth Token にアップデートします。
その他のヘルプについては、API ExplorerのDelete an IncomingPhoneNumber もしくはREST APIリソースドキュメントのDelete an IncomingPhoneNumber を参照してください。
サブアカウントにある電話番号
アカウントのサブアカウントを設定している場合、サブアカウントが所有する電話番号は、メインアカウントの有効な番号コンソールページには表示されません。これらの電話番号を表示するには、特定のサブアカウントの「Active Numbers 」ページにアクセスする必要があります。
サブアカウントの切り替えについては、サブアカウントの閲覧・作成方法をご参照ください。
解放後の電話番号
番号を解放すると、次の所有者のために新品同様の状態にするためのリサイクルとテストの期間が設けられます。また、リリースから 10 日以内であれば、コンソールで番号を取り戻すことができます。詳細については、以前にリリースされた電話番号の復元(英語)を参照してください。
この方法でお客様のアカウントに復元(再購入)された番号は、請求が再開されますのでご注意ください。
番号を解放前に今一度確認をお願いたします。