本記事はオリジナルのヘルプ記事を翻訳したものになります。
FlexはTwilioのプログラマブル・クラウドコンタクトセンタープラットフォームです。あなたのカスタマーのニーズに応えられるように、Flexはカスタマイズのしやすさを重視し設計されました。Flexにより、自由にお好みのコールセンター(コンタクトセンター)オペレーター向けデスクトップUIを開発できます。また様々な既存のCRMやインサイト/WFMソフトウェアなどとデータ連携が可能です。もちろんFlexは、以下のようなTwilioの既存APIとあわせてご利用頂けます。
- Studio, さまざまなコミュニケーションワークフローを管理できるUIベースのアプリケーションビルダー
- TaskRouter, コンタクトセンター向けスキルベース作業ルーティング
- Functions, サーバレスでNode.jsアプリケーションを開発
- Voice と Messaging ワールドクラスのコミュニケーションクラウドプロダクト
Flexにアクセスしよう
Flexへは既存のTwilioアカウントからアクセスすることができません。そのかわり、新たなTwilioアカウント生成を伴うFlexインスタンスを作成頂く必要があります。より詳しくはこちらのヘルプ記事をご覧ください:Setup a Twilio Flex Account
ホスティングの選択
Flexのカスタマイズオプションにより、Flexインスタンスをどこにホストするのか選択することができます。例えば、独自にFlexをお手持ちのローカルサーバ/インフラ上で稼働させたり、もしくは独自のサーバやインフラを持つことなくTwilioの既存クラウドプラットフォーム上で稼働するようホストさせることができます。
FlexをTwilioクラウド上、もしくはローカル環境上でご利用頂くか、ニーズに合わせ最適なオプションを選択ください。またTwilioホスト環境では、設定や変更、カスタマイズを自由に試して頂くことができるTestとDevelopment環境を提供しています。本番環境へのデプロイ準備が整うまで、ぜひご活用ください。
Flex UI
Flexはあなたのお好みに作り変えて頂きやすいよう構築されています。Reactベースのアーキテクチャであり、自由に追加、変更、削除可能な小さなコンポーネントにより構成されています。簡単に、ボタンを追加したり、新しいテーマやスタイルを作成したり、またセクションをまるごと削除したり頂けます。新しいFlexコンポーネントを作成するには、こちらのチュートリアル(Adding Components to Flex UI (Twilio Docs))をご覧ください。またさらに詳しい情報はこちら(Building Flex Plugins (Twilio Docs))をご覧ください。
Flex チャネル
コンタクトセンターのオペレーターは、業務のために、異なるブラウザタブやスクリーン、他の異なるサービスへログインを行き来する面倒がなくなります。Flexでは、オペレーターは単一のUIから通話やSMS(チャット)に対応することが可能です。
Flex Routing
Flexは、受信する通話などの様々なコミュニケーションリクエストの分配に、Twilio Task Routerを利用しています。Task Routerにより、あらゆるタイプの顧客とのコンタクトや"event"に対し、ワークフローのカスタマイズ、キューイング、優先順位付けを設定頂くことができます。”event”はタスクへと変換され、設定されたルールベース、またオペレーターのスキルベースで、オペレーターへアサインされます。より詳しくは、こちら(TaskRouter Works (Twilio Docs))をご覧ください。
Quickly Deploy a Cloud Contact Center Using Twilio Flex
Additional Resources
- Twilio Flex Documentation (Twilio Docs)
- Twilio Flex Video Playlist (YouTube)
- Twilio Flex Web Browser Requirements
- Adding Agents to Flex
- How Does Flex Pricing Work?