Twilio Consoleでは、プロジェクト(Project)とサブアカウント(Subaccount)という2種類のアカウントを作成できます。
プロジェクト(Project)
Twilio Projectは、Twilioアカウントとは別のアカウントで、固有のリソースとアカウント残高を持っています。Projectは、さまざまなユースケースの構築に使用することができます。開発サイクルフェーズごとにデータを分離する場合や、ユーザーアクセスの制御を必要とする場合などです。新規Projectアカウントは、<Pay>を使用したPCI準拠の決済処理にも最適です。
注意: Twilio Flexのセットアップには、新しいProjectアカウントの作成が必要です。Twilioの既存のProjectアカウントやSubaccountからは、Flexにはアクセスできません。詳細については、Twilio Flexプロジェクトのセットアップを参照してください。
Twilio Projectは、Consoleから作成できます。詳細については、記事Twilio ConsoleでのProjectの表示および新規作成を参照してください。
サブアカウント(Subaccount)
プロジェクトが所有するSubaccountには、固有のリソースがありますが、1つのプロジェクトがオーナーになるため、残高はプロジェクト内で共有となります。Subaccountは、主に、顧客ごとに個別に管理したい独立系ソフトウェアベンダー(ISV)様にお勧めします。また、既存のTwilioの電話番号とショートコードを多数お持ちのお客様や、レポート作成APIを利用しConsoleとは別の場所で顧客の利用状況をまとめているお客様に最適です。
Subaccountの作成とアクセスはConsoleから行うことができますが、REST APIからも管理できます。詳細については、記事Twilio Subaccountの表示および新規作成を参照してください。
比較
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プロジェクト |
サブアカウント |
お勧めしたいお客様 |
Twilioのすべてのお客様 |
ISV様 |
お勧めする理由 |
本番環境と開発環境、新しいユースケース、Flexや<Pay>などの新しい製品を分けて管理することができる |
請求アカウントは1つのままで、顧客の利用状況を分けて管理できる |
請求方法 |
Projectアカウントごとの固有の残高 |
Subaccountは、単一Projectアカウントがオーナーになり、1つの残高を共有 |
管理方法 |
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所有可能アカウント数 |
最大10* |
最大1,000* |
*アカウント数の上限に近づいている場合は、サポートチームに問い合わせいただき、アカウントの追加をご検討ください。