サブアカウントで複数の顧客を管理している場合、サブアカウントのステータスを「Close」に変更することで、不可逆的に閉鎖できます。サブアカウントがクローズされた場合、次の事項が適用されます。
- サブアカウント内のすべての電話番号が解放されます。
- このサブアカウントからの電話の受発信・SMSの送受信はできなくなります。
- サブアカウントの再開(Activeに戻すこと)はできません。
- Twilioアカウントにログインすると、管理ダッシュボードに「Close」と表示されます。
- API経由でアカウントリストに表示され、閉鎖されたサブアカウントの自動削除が有効になっていない限り、そのサブアカウントの履歴データにアクセスするできます。
- コンソールのサブアカウント設定ページで閉鎖されたサブアカウントの自動削除を有効にした場合、閉鎖から30日後にすべてのサブアカウントデータが削除されます。これには、以前に閉鎖されたサブアカウントも含まれ、コンソールには表示されなくなります。
- Twilioは、2018年7月5日以降に作成されたすべての新規プロジェクト、およびサブアカウントを持たないすべてのプロジェクトに対して、この設定を自動的に有効にしました
- それ以外のプロジェクトについては、プロジェクトオーナーがConsole Subaccountsの設定ページを通じてこの設定をオンにができます。
目次
注: サブアカウントの1つを一時的に停止したい場合、そのステータスを "Close" ではなく "Suspend" に変更できます。
現在、すべてのサブアカウント管理は、REST APIを介して行わなければなりません。サブアカウントを閉鎖するには、そのサブアカウントのアカウントインスタンスリソース(英語)にHTTP POSTリクエストを行う必要があります。
管理するサブアカウントの数が少ない場合は、APIのUIラッパーとして動作するTwilioのAPI Explorerを使用が便利です。。
警告: これは破壊的な手順なので、対象のアカウントを再度確認してください。また、ステータスを「Close」に設定すると、そのサブアカウントにあるすべて設定が削除され、そのサブアカウントの一部であるUIログにアクセスできなくなります。
サブアカウントをAPI Explore経由で閉鎖する
- サブアカウントではなく、メインアカウントで、API Explorerの「Identity and Access Management」セクションにアクセスし、「Modify an Account」を選択します。
サブアカウント用の正しいAccounty SIDを選択します。 - Statusを Closed に設定します。
- Make Requestをクリックします。
ページを更新すると、サブアカウントはドロップダウンにもプロジェクト内の他の場所にも表示されなくなります。
サブアカウントをcURLコマンド経由で閉鎖する
注: このステップでは、お使いのシステムにcURLがインストールされている必要があります。LinuxとMacOSでは、デフォルトでインストールされている可能性が高いです。Windowsの場合は、cURLのサイトからインストーラーをダウンロードします。
ターミナルまたはコマンドプロンプトから、以下のコマンドを実行し、リクエストを行います。プレースホルダーの値を、親アカウントのサブアカウントSID、アカウントSID、Auth Tokenに置き換えることを確認してください。
注: サブアカウントの1つを一時的に停止したい場合は、ステータスを Closeではなく Suspend に変更できます。
curl -X POST https://api.twilio.com/2010-04-01/Accounts/YOUR SUBACCOUNT SID.json \
--data-urlencode "Status=closed" \
-u <INSERT YOUR PARENT ACCOUNT SID>:$INSERT YOUR PARENT AUTH TOKEN