Twilioは、Programmable VoiceのアウトバウンドコールステータスのトラッキングをStatus Callbacksで提供します。これらのコールバックは、通話が失敗したか、接続に成功したか、長く鳴り続けているかを確認し、リダイレクトするのに便利です。また、進行中のすべてのコールの状態を簡単に確認するための高度な分析をお客様自身で構築することができます。
ステータスコールバックはどう動くのか
コール(通話)が作成されると、最終的に完了するまで複数の状態を経て進行します。REST APIを介して開始されたアウトバウンドコールは、これらの状態を順に通過します。
- Queued: APIリクエストを受け入れ、通話を接続するための正しい経路を決定しています。
注 : <Dial> TwiML動詞で作成された子通話(ブリッジまたは転送)はQueuedのステータスををスキップし、そのままInitiated、Ringing、In-progressに移行します。 - Initiated: 通話リクエストをパートナーの1社に転送しました。
- Ringing: パートナーから、宛先の電話が鳴っていることを知らせるシグナルを受信しました。
- In-progress: パートナーから、通話に応答した旨の信号を受信しました。
- Completed: 通話が終了しました。
ステータスコールバックをどのようにリクエストするのか
StatusCallbackEventパラメータを使用すると、通話がinitiated
、ringing
、answered
、completed
の各状態になったときに通知を受け取ることができます。StatusCallbackEventは、<Dial><Number>、<Dial><Sip>、<Dial><Client>を使用するTwiML発信通話と同様にREST API経由で作成した通話で利用可能です。
StatusCallbackEvent
パラメーターで指定されたコールプログレッションイベントごとに、TwilioはStatusCallback
URLパラメーターに非同期のWebhookを作成し、コール状態に関する情報といくつかの有用なリクエストパラメーターを提供します。